【無料】必要な輸血治療が『できない』を『できる』に変える

「輸血」に関してちょっと距離を感じている獣医師の先生方は多いのではないでしょうか？

輸血療法はあくまでも原因疾患に対する「対症治療」にも関わらず、正しい知識がなければ安全に実施することができず、インフォーム次第ではトラブルになってしまう場合もあります。

しかし輸血によって命を繋ぐことができた時、そのありがたさを実感することは事実です。

近年、成分輸血が適応できうる施設が増えていますが、全血輸血を行う施設や場面の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

輸血をしないといけない場面は突然訪れ、もれなく重症例です。二次診療施設でもない限り多くない機会であるにも関わらず、適切に、迅速に進めていかなければならないのです。

本セミナーでは小動物獣医療における輸血や献血の背景、輸血献血システムの構築および全血輸血の実施手順の基本を紹介していきます。いきなりたくさんの症例を対応しようとシステムを構築していくのではなく、目の前の患者のためにできることから始めてみることが大切な一歩です。

また、輸血療法は獣医師と愛玩動物看護師の「チーム医療」で成り立ちます。輸血前検査、輸血中のモニタリングなど愛玩動物看護師の力なくしては円滑に進めることができません。

ぜひ愛玩動物看護師の皆様のご参加も心よりお待ちしております。

●輸血療法のはじめの一歩（内田恵子先生）

・輸血が必要な症例がきたらどうしよう？！

・いつも抱えるこの不安をもう一度考えて、変える試みをチャレンジしませんか？

●まずはここから！輸血療法の基本（鈴木裕子先生）

・輸血療法を適応していいの？

・副反応が怖い

・どうやって献血してもらうか

・輸血までの手順

・モニタリングの基本